人生の3分の1は布団の中。
多くの時間を寝て過ごすにも関わらず、
「夜中に目が覚める」
「朝スッキリと起きられない」
「寝ても疲れが取れない」
など、睡眠に不満を抱えている日本人が多いと言われます。
熟睡を妨げる布団の中の「湿度」
熟睡するためには、布団の中を理想的な寝床内気象である「温度33℃、湿度50%」に保つことが大切です。
深く眠るためには、身体をクールダウンさせて脳の温度を下げてあげる必要があります。その時にかく汗がうまく布団の外に放出されないと、布団の中が蒸れて眠りが浅くなったり、寝汗で目が覚めてしまう原因になります。
寝ても疲れが取れない、という方は下記の記事もご参照ください。
「睡眠科学」×「天然素材」で良質な眠りを
上質なダウンには、暑いときはダウンボールが閉じて湿気を逃し、寒いときはダウンボールが開いて空気で保温する「天然のエアコン」機能があります。
羽毛布団は蒸れにくいだけでなく、軽くて寝返りを妨げないため、眠りの質を改善したい方にとって理想の寝具です。
睡眠のことを考えるほど、側生地にたどりつく
どれだけ最高のダウンを使っても、生地から空気を送り込めなければその性能をフルに発揮できません。
睡眠のことを考えれば考えるほど、「最高の羽毛布団は、通気性の良い側生地からしか生まれない」という結論に、和雲は辿り着きました。
睡眠科学にもとづいた「Down-Breathe(ダウンブリーズ)®生地」は和雲の羽毛布団にしか使われていない特注品です。
「和雲」の名前に込められた意味
私たちは日本の気候に合った妥協のない羽毛布団づくりを日々行っています。
その強い想いは「和雲(わくも)」の名前にも込められています。
「和」は、純日本製であること
「雲」は、雲のように軽くてふわふわな羽毛
を表しています。
品質偽装問題と「純日本製」へのこだわり
羽毛布団は中身が確認できないため、残念なことに産地偽装問題のような品質表示を偽装して販売する問題が数多く報告されています。
日本羽毛製品協同組合が過去に実施した抜き打ち調査で、17点のうち10点に不正が判明しました。市場で売られている半分以上の羽毛布団に品質表示偽装の可能性があるとしたら、恐ろしいことです。
和雲では、品質に責任を持ち、日本の職人技術を後世に伝えるため、「純日本製」にこだわった羽毛布団づくりを行っています。
安心して羽毛布団を購入できるよう、次のような取り組みを行っています。
1.「積極的な情報公開」
和雲では寝具の選び方や眠りの質を向上させるための情報を積極的に発信しています。
選び方がわかりづらい羽毛布団のチェックポイントを公開していますので、よろしければご覧ください。
品質偽装問題に対する和雲の考えと、安心を担保するための取り組みについてご紹介しています。
和雲では製造工程に関する情報も公開しております。
羽毛は水鳥から採取された天然素材のため、もとの原毛には汚れや脂分など様々なものが付着しています。
和雲が羽毛の清潔さにこだわる理由は、どれだけ上質な羽毛を使っても、汚れが残った状態だと小羽枝(しょううし)が開かず、羽毛布団本来の性能を十分に発揮することができないためです。
羽毛の臭いやアレルギーが心配な方はこちらをご覧ください。
2.「安心のゴールドラベル付き」
和雲で購入する羽毛布団には、日本羽毛布団協同組合が中立公正な試験機関に検査を依頼し、審査に合格した羽毛布団のみに発行される「ゴールドラベル」が付属します。
本当にラベルで定めた品質の羽毛が使われているか日本羽毛製品協同組合による抜き打ち検査も行われるため、信頼性の高いラベルです。
ニュー ゴールドラベル |
エクセル ゴールドラベル |
ロイヤル ゴールドラベル |
プレミアム ゴールドラベル |
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和雲では、4つのゴールドラベルの中でも最も高品質な羽毛布団に与えられる「ロイヤルゴールドラベル」「プレミアムゴールドラベル」の2種類のランクの羽毛布団を製造・販売しております。
3.「スリープトライアル制度」
羽毛布団の良し悪しは、実際に使ってみないとわかりません。
販売店舗に行って試す方法もありますが、店舗で試せるのはほんの数分。
しかも普段の寝室とは室温などの環境も、着ている服装も違います。
本当に安心して購入するためには、いつもの寝室で、いつものパジャマで、何日も実際に寝てみて試していただくのが一番。
そこで和雲では、店舗に行かなくてもご自宅で羽毛布団を試すことができる、「スリープトライアル制度」をご用意しております。
羽毛を次世代へ - Down to the Future
世界的な羽毛(ダウン)の需要上昇で、羽毛の価格は高騰する一方です。
需要に対応するため、十分に成育する前のひな鳥の羽毛やひどい品質の羽毛が使われることが増えて問題になっています。
上質な羽毛が手に入りづらくなってきている一方で、羽毛布団を購入しては数年で捨てる、ということが当たり前に行われています。
羽毛1kgの焼却には約1.8kgの二酸化炭素が排出されます。国内の布団の年間販売枚数は320万枚、廃棄され焼却される羽毛布団も毎年、数百万枚と言われています。
購入して捨てる、を繰り返していると羽毛の価格は更に高くなり、いずれ良質な羽毛布団は普通の人には手が届かない製品になってしまう恐れがあります。
良質な睡眠のための天然資源と綺麗な空気を、子どもや孫、次世代へ残したい。
和雲は循環型社会の一員として、「良質な眠り」と「持続可能な環境」の両立を目指した事業活動を行っています。