ラグランスリーブとは
「ラグランスリーブ」とは、襟ぐりから脇の下にかけて斜めに切り替え線の入った袖デザインのことです。
一般的な袖デザインである「セットインスリーブ」に比べて肩や腕が動かしやすいのが特徴で、スポーツウェアやユニフォームなど、動きやすさを重視する衣服によく用いられます。
袖の色が違う=ラグランスリーブではないことに注意
袖の色が違うTシャツはよく見かけますが、袖の色が違う=ラグランスリーブではありません。色ではなく、生地の縫い目の位置で見分けます。
ナポレオン戦争から生まれたラグランスリーブの由来
ラグランスリーブという名前は、ナポレオン最後の戦い「ワーテルローの戦い」で右腕を負傷したイギリスの軍人、ラグラン男爵に由来しています。
負傷者が衣服の着脱を簡単にできるようにするため、肩と袖が繋がっており、袖ぐりが深くゆとりがあるラグランスリーブのデザインを考案したのが始まりとされています。
このデザインは肩や腕の可動域を広げるのに適しているため、軍服やスポーツウェア、コートなど、動きやすさや着脱のしやすさを重視する衣服に採用されてきました。
肩幅を目立たなくする視覚効果も
ラグランスリーブは肩が落ちたシルエットになるため、肩幅の広い人でも目立ちにくくなるというメリットもあります。
反面、肩の縫い目がないことでカジュアルな印象を与えることもあり、フォーマルな衣服にはあまり用いられません。
動きやすく、リラックスした着心地が魅力のラグランスリーブは、パジャマやルームウェアのデザインにも最適です。
動きやすさを取り入れたパジャマで快適な眠りを
和雲では、快適でストレスフリーな睡眠のため、動きやすく、リラックスした着心地のラグランスリーブをパジャマデザインに採用しています。
よく眠れる寝やすいパジャマをお探しの方、ラグランスリーブのパジャマを試したことがない方は是非、お試しください。