羽毛布団と羽根布団の違いは?
ダウンの割合が50%未満の布団を「羽根布団」、50%以上を「羽毛布団」として区別しています。
JIS規格では「ダウンが50%以上」入っている布団のことを「羽毛布団」、「ダウンが50%未満(フェザーが50%以上)」の布団が「羽根布団」と区別され、品質表示されます。
羽毛布団と羽根布団が同じものだと思っている方は多いのですが、寝心地は別ものです。
ダウン率の高い羽毛布団は軽くてふかふかしていますが、羽根布団はカサカサしていてふかふか感が出ません。
フェザーには硬くて細い羽軸(羽根の芯)がありますので、側生地に突き刺さって飛び出しやすくなります。吹き出しのクレームを避けるため、羽根布団にはダウンプルーフを強めにかけたポリエステルの生地を使っていることがほとんどです。
羽毛を包む側生地の通気性が悪いと、蒸れて寝汗をかきやすくなり、睡眠の質が低下します。
睡眠の質を重視するのであれば、羽毛布団の良さを実感できる、ダウン率の高い羽毛布団がおすすめです。
ダウン率について詳しくはこちらの記事を参照ください。
ダウン率はどのくらいが良い?4つの基準値を比較